100台以上のクラシックカーが4日間かけて各地を周る、国際格式ラリーレース、「La Festa Mille Miglia」。
初日に原宿明治神宮をスタートし、都内 → 関越 → 湯沢 → 軽井沢 → 富士山周辺 → 箱根 → 伊東 → 大磯 → 葉山 → 横浜 → 都内 → 明治神宮、と4日間をかけて走行します。
2016年10月17の日最終日、あいにくの雨となりましたが、葉山を通過する様子をお届けします。
イタリアでは1927年から開催、日本では1997年にスタートした都市間ロードレース。
100台以上のクラシックカーが情緒ある景色を背景に通過していく様は、「世界で最も美しいカーレース」「走る博物館」と形容されるのも頷けます。
葉山御用邸先の秋谷、海が広大に開ける長者ヶ崎駐車場の前に立つ「ホテル音羽の森」がレース4日目のドライバーさんたちの昼食地点となっているため、全車両が一旦集結します。 それゆえ葉山はこのレースの参加車両を間近で観られる絶好のポイントとなります。
長者ヶ崎のバス停付近で待っていると、来ます来ます、現代の普通の車(?)にまじって素敵な車が・・・1920年代BUGATTI、1930年代のMGやFIAT、1950年代のJAGUAR、PORSCHE、ALFA ROMEO・・・!
雨の中、オープンでやってきます。 クラシックカーなのに雨で計器は大丈夫なの?!、シートは革なのでは? と素人の私の心配などよそに、みなさんニコニコと手を振ってくれます。 メンテを重ねて毎年この日に備えている姿が目に浮かびます。
横山剣さん、堺正章さん、近藤真彦さん、鈴木亜久里さんなど著名人の車が到着するとやはり盛り上がります!
一方私は1920年代、30年代の車でしょうか、そちらにもうっとりしてしましました。 感激したのは、写真を撮り損ねましたが水色のクラシックカー・・・映画に出てきそうな、現代の車には使われていない、なんともすてきな水色でした。
それにしても、その他の休憩地点、軽井沢や富士箱根の温泉街などではたくさんの人が待ち受けて大人も子供も大歓迎しているのに、葉山は人がまばら・・・このイベントを知っている住民も少ないようです。 私はこのイベントのPR担当でも何でもありませんが、来年からこのレースの葉山観戦を推していこうと思います!
☆Italy-Japan Rally La Festa Mille Miglia 2016 20th Anniversary
(伊日友好ラリー・ラ フェスタ ミッレミリア 2016・20周年記念大会)
別荘地、保養地だった頃の逗子の歴史、「逗子なぎさホテル」の記事も読んでいただけたらうれしいです♡