
逗子の地元サーファーを中心としたボランティア団体「735スタイル」と、逗子消防署の協力による「第12回海難救助訓練」が実施されます。
海上で、事故や体調の悪化で救助が必要な人がいたとき、まずなにをしたらよいのでしょうか。仲間や家族に異変があったとき、どのように行動したらよいのでしょうか。
この訓練では、海上での適切な対応や応急救護についての知識が得られ、専門的な知見に基づいた実技、レクチャーを受けられます。自身が日頃使っているサーフボードやSUPボードを持参し、体得できます。
ボードを持っていない方でも参加できます。海には入らず見学だけでもOKです。ご家族、お子さまとも一緒に参加できますので、安全に楽しくマリンスポーツや海遊びをするための知識、ノウハウを身につけるためにも、ぜひこの機会にご参加ください。
「海難救助訓練」の目的
海難事故は、バイスタンダー(初期対応者)の適切な対応が極めて救命効果の高いものとなるため、海に精通するさまざまな方々に適切な対応を身につけていただき、その知識や技術をそれぞれのフィールドで発揮することで、一人でも多くの人に広めていただくことが非常に重要となります。
735スタイルの救助訓練では年間を通して、葛が浜沖のサーフポイントである「浪子」周辺おいて、サーフボード等を活用した基本的な救助方法、搬送方法、応急救護をお伝えしています。
今回も逗子消防署の協力をいただける予定で、応急救護や消防との連携等、専門的な知見について、質問を交えながら実技を行います。
また、海況等にもよりますが、逗子消防署の水上バイクによる基礎的な救助法の訓練も実施予定です。水上バイクへの「救助者の引き渡し方」、また、自分自身の「救助のされ方」を学べる貴重な訓練となります。
ぜひこの機会にご参加いただき、たくさんの方々に安全、救助に関わる知識を持っていただきたいと願っています。
(735スタイル談)
☆持ち物は下表をご参照ください。
☆当日のスケジュール詳細はこちらをご参照ください。
第12回海難救助訓練概要
☆過去の訓練の内容は、こちらの記事でご覧いただけます。
サーフィン・SUP中の海難救助“735styleの海難救助訓練”
2025年度 735スタイル「海難救助訓練」実施予定
- 2025年5月17日(土)第12回海難救助訓練(サーファーズ下・葛が浜)
- 2025年7月17日(土)第13回海難救助訓練(逗子海岸東浜)