アレック・ソス Gathered Leaves
Alec Soth: Gathered Leaves
2022年6月25日(土)~10月10日(月・祝)
※新型コロナウィルス感染防止対策として、入場制限を行う場合があります。
アメリカの現代写真を牽引するアレック・ソス(1969~)による、日本の美術館で初となる個展を開催します。
ミネソタ州ミネアポリスを拠点に、緻密なコンセプトに基づいたプロジェクトとして国内外への旅を重ね、自然や人々をとらえたソスの作品は、ドキュメンタリー写真の手法を継承しながらも独自の詩的な静謐さを湛え、国際的に高い評価を得てきました。
初期の代表作〈Sleeping by the Mississippi〉から最新作の〈A Pound of Pictures〉まで、アメリカを題材とする5つのシリーズで構成される本展では、約80点の作品を紹介し、イメージとコンセプトの連関をそれぞれの光景に探ります。
<アレック・ソス 略歴>
1969年アメリカ、ミネソタ州ミネアポリス生まれ。同地を拠点に活動し、2004年にSteidlより刊行された『Sleeping by the Mississippi』をはじめ25冊以上の写真集を発表。ジュ・ド・ポーム美術館(パリ、2008年)、ウォーカー・アート・センター(ミネアポリス、2010年)での個展ほか各国での展覧会多数。レーベル「Little Brown Mushroom(LBM)」を主宰し、出版やワークショップ等の活動も行う。 2004年に国際写真家集団マグナム・フォトへ参加、2008年より正会員。
展覧会のみどころ
- 日本で初、美術館での待望の個展
アメリカを題材とする代表作〈Sleeping by the Mississippi〉〈NIAGARA〉〈Broken Manual〉〈Songbook〉で構成され、 2015年よりロンドン、ヘルシンキ、ハンブルクなどを巡回した個展「Gathered Leaves」。同じタイトルのもと、上記4シリーズに〈A Pound of Pictures〉を加えた本展は、葉山館の展示空間に合わせて独自に出品内容を選定しています。日本の美術館で初となる個展にご期待ください。 - カラーとモノクロームの両方でソスの世界を体験する
カラードキュメンタリー写真のイメージが強いソスですが、本展ではモノクロームの大型写真シリーズ〈Songbook〉から10点を紹介します。現代美術シーンにおいても高く評価されているソスの世界観について、表現の多様性と連続性を同時に体感いただける展覧会です。
☆詳しくは神奈川県立近代美術館 葉山公式ウェブサイトをご覧ください。
新型コロナウイルス感染拡大防止のためのお願い
- 発熱や体調不良がある方は、ご来館をお控えください。
- 入館時に手指を消毒し、マスクを着用してください(着用が推奨されない乳幼児や障害者へはご配慮をお願いします)。
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