日本画コレクション再発見と片岡球子「蔦屋重三郎の浮世絵師たち」
2025年4月12日(土)~6月29日(日) ※一部展示替えあり
神奈川県立近代美術館の日本画コレクションから、これまで当館では公開したことがない作品と20年以上出品していない作品に焦点を当てます。
江戸時代前期に活躍した狩野探雪(1655-1714)の屏風《草花図》や、牛田雞村(1890-1976)の修復された屏風《青蘆》、小泉淳作(1924-2012)による建長寺の天井画《雲龍図》の下図など、思いがけない作品に驚かれるかもしれません。ぜひこの機会にご覧ください。
また、特集展示として片岡球子(1905-2008)の〈面構〉シリーズから、《面構 東洲斎写楽》や《面構 喜多川歌麿と鳥居清長》など、蔦屋重三郎に関連する浮世絵師たちを描いた屏風を展示します。
展覧会の見どころ
- 当館に眠る日本画コレクションの初公開
神奈川県立近代美術館の日本画コレクションから、狩野探雪(1655-1714)の《草花図》や、
近年収蔵された小泉淳作(1924-2012)による鎌倉五山の建長寺天井画《雲龍図》の下図など、
初出品作品が並びます。 - 片岡球子が描いた蔦屋重三郎に関連する浮世絵師たち
特集として片岡球子(1905-2008)の〈面構〉シリーズから、《面構 東洲斎写楽》や《面構
喜多川歌麿と鳥居清長》など、 蔦屋重三郎に関連する浮世絵師たちを描いた屏風を展示します。

狩野探雪《草花図》17世紀後半 紙本著色 神奈川県立近代美術館蔵

牛田雞村《青蘆》1929年 紙本著色 神奈川県立近代美術館蔵

片岡球子《面構 東洲斎写楽》1971年 紙本著色 神奈川県立近代美術館蔵
☆詳しくは神奈川県立近代美術館 葉山公式ウェブサイトをご覧ください。
<同時開催>
葉山館 展示室3b、4
4月12日(土) ~6月29日(日)
コレクション展「中西夏之 光の条件」
鎌倉別館
4月26日(土)~7月21日(月・祝)
コレクション展「木茂(もくも)先生の挿絵考 併陳:近代の洋画」