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神奈川県立近代美術館 葉山 企画展「フランシス・ベーコン バリー・ジュール・コレクションによる」2021年4月11日まで開催中


企画展「フランシス・ベーコン
バリー・ジュール・コレクションによる」
Francis Bacon: The Barry Joule Collection of artworks from Francis Bacon studio, 7 Reece Mews London SW7 U.K.
4月11日(日)まで


フランシス・ベーコン(1909†1992)はイギリスを拠点に活動し、唯一無比の具象画を確立してピカソと並び称される、20世紀を代表する画家です。アイルランドのダブリンに生まれ、独学で絵画を学んだのちに、ベラスケスやファン・ゴッホを参照しながら歪んだ身体や咆哮するかのような表情の人物画を描き、独特の三幅対シリーズなどで同時代の美術界に多大な影響を与えました。生前はもちろん死後も多くの展覧会が企画され、世界各地の美術館に作品が収蔵されています。

ベーコンが生前けっして世に出すことのなかった「秘密」 ―― 作らないとされていた素描、参照していたおびただしい印刷物と、そこに描かれた線や図像、そして、そのほとんどを破棄したと言われていた、シュルレアリスムに傾倒した若き日の絵画たち。

本展では、死の直前までこの巨匠がひそかに手元に残した初期絵画作品や素描、資料など約130点を日本で初公開します。生前には明らかにされなかったそのインスピレーション源を紐解き、孤高の画家の真の姿に迫ります。

展覧会のみどころ

  1. フランシス・ベーコンの貴重な初期作品を展示
    初期のベーコン作品の多くは破棄されてしまったと考えられていました。本展では、この画家が20代のはじめにキュビスムやシュルレアリスムの影響を受けて描いた油彩画10点を展示します。
  2. フランシス・ベーコンの制作過程を解き明かす作品を日本初公開
    ベーコンは、「人」に絶えず関心を持ち続けました。雑誌や新聞上に掲載された著名人の肖像写真に色をつけたり、線を描いたりした作品など、完成された油彩画への展開を知ることができる貴重な資料を日本で初公開します。


フランシス・ベーコン 《自画像》
1930年代頃
©The Barry Joule Collection



フランシス・ベーコン 《Xアルバム5表ーファン・ゴッホ・シリーズ》
1950年代後半†1960年代前半
©The Barry Joule Collection



フランシス・ベーコン 《2人のボクサーの写真上のドローイング》
1970年代†1980年代頃
©The Barry Joule Collection



フランシス・ベーコン 《エドワード・マイブリッジの連続写真上のドローイング》
1970年代†1980年代頃
©The Barry Joule Collection



リチャード・ハミルトンのスタディオでの
フランシス・ベーコン(右)とバリー・ジュール(左)1986年
©The Barry Joule Collection


詳しくは神奈川県立近代美術館 葉山公式ウェブサイトをご覧ください。


同時開催コレクション展「イギリス・アイルランドの美術 - 描かれた物語」の詳細はこちら


神奈川県立近代美術館 葉山は2021年3月23日(火曜)より予約制で入館できます。
新型コロナウイルス感染拡大防止策として、オンラインによる日時指定予約制を導入いたします。
こちらのページよりご予約をおねがいいたします。


開催日2021年3月23日(火) 〜 2021年4月11日(日)
会場神奈川県立近代美術館 葉山 展示室2~4
料金一般1,200円
20歳未満・学生1,050円
65歳以上600円
高校生100円
※中学生以下と障害者手帳等をお持ちの方(および介助者原則1名)は無料です。
開館時間午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日月曜日
住所〒240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1
お問い合わせ046-875-2800
主催神奈川県立近代美術館
協賛ライオン、DNP大日本印刷 、損保ジャパン、日本テレビ放送網
特別協力バリー・ジュール・コレクション
企画協力西村画廊