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日本の近代化とともに変貌を遂げてきた「日本画」の世界。本展では、変化し続ける近現代の日本画の画題や技法に着目し、戦中・戦後をつなぐ表現の展開をたどりながら、「生命のリアリズム」というテーマで多彩な作家と作品を紹介します。
1章では、当館のコレクションを中心に、「人」と「自然」をキーワードに、画家たちの探求の軌跡を追います。写実と抽象、自然に託して描かれた画家の心象など、時代を反映した表現に焦点をあてます。2章では、近年の進む画家として朝倉摂、荘司福、堀文子、柴田安子を取り上げ、戦中の女性や子どもたちから戦後の労働者などへの画題の広がり、西洋絵画の吸収について紹介し、その先進性を問い直します。3章では、現代の日本画を代表する一人として、葉山在住の画家・内田あぐりの作品を、新作も含め特集展示します。日本画の変革者たちによる名品をご堪能ください。
堀文子《廃墟》1948年
紙本着彩 秋田県立近代美術館蔵[前期展示]
荘司福《櫻》1981年
紙本着彩 神奈川県立近代美術館蔵
開催日 | 2020年10月10日(土) 〜 2020年11月15日(日) 2020年11月17日(火) 〜 2020年12月20日(日) |
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会場 | 神奈川県立近代美術館 葉山 展示室2~4 |
料金 | 一般1,200円 20歳未満・学生1,050円 65歳以上600円 高校生100円 ※中学生以下と障害者手帳等をお持ちの方(および介助者原則1名)は無料です。 |
開館時間 | 午前9時30分–午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 月曜日(11月23日は開館) |
住所 | 〒240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1 |
お問い合わせ | 046-875-2800 |
主催 | 神奈川県立近代美術館 |