※新型コロナウィルス感染防止対策として、入場制限を行う場合があります。
横尾龍彦(1928–2015)は、日本とヨーロッパを行き来して活躍した画家です。1965年にスイスで個展を開き、以後、聖書や神話に着想を得た幻想画により国内外での評価を確立しました。ドイツに本格的な拠点を設けた1980年以降は、ルドルフ・シュタイナーや禅の思想に影響を受けて制作に瞑想を取り入れ、書に通じる抽象画へと画風を変化させました。日本の美術館で初めての回顧展として、国内のアトリエに遺された作品を中心に約90点を紹介し、横尾の画業を展覧します。
1928年福岡県福岡市生まれ。東京美術学校(現・東京藝術大学)日本画科を卒業後、油彩画に転向。1965年以降、ヨーロッパ各国と日本で個展を多数開催し、国内では澁澤龍彦や種村季弘に認められた。1976年より神奈川県逗子市に住み、その後、高橋巖のルドルフ・シュタイナー研究会に参加。鎌倉の三雲禅堂に参禅する。1980年、ドイツ・オスナブリュックに移る。1993年には埼玉県秩父市にアトリエを構え、晩年まで日本とドイツを拠点に制作を続けた。
《黙示録 ゴグとマゴグ》1977年 油彩、カンヴァス
北九州市立美術館蔵
《アポカリプス》2001年 ミクストメディア、カンヴァス
神奈川県立近代美術館蔵
■詳しくは神奈川県立近代美術館 葉山公式ウェブサイトをご覧ください。
開催日 | 2023年2月4日(土) 〜 2023年4月9日(日) |
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会場 | 神奈川県立近代美術館 葉山 展示室1、2、3a、4 |
料金 | 一般:1,200円 20歳未満・学生:1,050円 65歳以上:600円 高校生:100円 ※中学生以下と障害者手帳等をお持ちの方(および介助者原則1名)は無料です。 ※「横尾龍彦 瞑想の彼方」展の観覧券で、同日に限りコレクション展「ジョルジュ・ルオーの銅版画」をご覧いただけます。 ※ファミリー・コミュニケーションの日(毎月第1日曜:2月5日、3月5日、4月2日)は、18歳未満のお子様連れのご家族は割引料金(65歳以上の方を除く) でご覧いただけます。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、同日の会話を楽しむ日「オープン・コミュニケーション・デー」は中止します。 ※その他の割引につきましてはお問い合わせください。 ※最新情報と来館に際してのお願いは美術館ウェブサイト等を確認してください。 |
開館時間 | 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 月曜 |
住所 | 〒240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1 |
お問い合わせ | 046-875-2800 |
主催 | 神奈川県立近代美術館 |
協賛 | 株式会社イトーキ |
特別協力 | 公益財団法人日動美術財団 |