毎年恒例、「逗子海岸　流鏑馬（やぶさめ）」が11月17日（日）に行われます。

今年で28回目となる「流鏑馬（やぶさめ）」は、疾走する馬上から弓を射るという騎射の一種で、武家時代には関東武士のお家芸であり、当時最高の武技でした。 現在では伝統武芸として行われていますが、逗子海岸を疾走する人馬一体のこの神事は、一見の価値があります。

逗子の流鏑馬には歴史があり、鎌倉時代に二代将軍頼家が、小壺の海辺で弓馬の達人を集めて「笠懸」を射させたという記録があります。

また終戦当時、逗子海岸にあった「なぎさホテル」に米軍が進駐していた際に、武田流司家の先代金子帥範が流鏑馬騎射を披露しました。この日本伝統武芸に大いに魅せられたことをきっかけに、昭和23年および24年の11月には逗子市の人々も参観に加わり、日米親善流鏑馬騎射会が盛大に行われたそうです。
＜逗子海岸流鏑馬・武者行列Facebookより＞

当日午前中には亀ヶ岡八幡宮より、武者行列が逗子市内を海岸まで練り歩きます。
子供たちが衣装をまとい、キリッとした面持ちで行進する姿が微笑ましいですね。

逗子には美味しいお店がたくさんあるので、流鏑馬を見たあとはそちらもチェックしてみてネ！

■詳細は流鏑馬Facebookページでご確認いただけます

タイムスケジュール

11:15～ 子ども武者行列
13:00 天長地久の式
13:30 騎射開始(素馳・奉射・競射)
14:40 凱陣の式
14:45 終了

※お車でお越しの方は、近隣の有料パーキングをご利用ください。