【展覧会概要】
『若林奮(わかばやし いさむ、 1936-2003)は戦後日本を代表する彫刻家です。 町田(東京都)に生まれ育ち、1959 年に東京藝術大学美術学部彫刻科を卒業した若林が彫刻家として活動を始めたのは1960 年代初めのことでした。 鉄の塊をグラインダーで削ったり、面にして継ぎ合わせて生み出す形態は、その変幻自在なイメージによって、見る人に様々な想像を喚起させてきました。 1970 年前後から国内の主たる野外彫刻展などで受賞を重ねた若林は、国外でも二度のヴェネツィア・ビエンナーレ(1980 年、86 年)やドイツ、マンハイム市立美術館ほかでの個展(1997-98 年)などで高い評価を得ていきますが、同時代の美術運動から距離を保ちつつ、常に独自の思索を続けた作家でした。』 本展はこれまで十分に紹介されてこなかった若林の庭をめぐる制作に光をあて、彫刻約100点のほか、水彩・素描約140点、さらに書籍・資料を通して若林の創作世界を見つめなおす試みです。
■詳しくは「神奈川県立近代美術館 葉山」ホームページでご確認ください。
開催日 | 2015年8月15日(土) 〜 2015年12月23日(水・祝) |
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会場 | 神奈川県立近代美術館 葉山 |
料金 | 一般1,000円(団体900円) 20歳未満・学生850円(団体750円) 65歳以上500円 高校生100円 |
開館時間 | 9時30分~17時00分(最終入館は16時30分) |
休館日 | 月曜日(1/11、3/21は開館) |
主催 | 神奈川県立近代美術館、WAKABAYASHI STUDIO、読売新聞社、美術館連絡協議会 |
住所 | 〒240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色 2208-1 |
お問い合わせ | 046-875-2800(代表) |